●伝統ある空間と自然に包まれてゆったりと眠ることができる
歴史のあるお寺の境内は和の風情があり、四季の自然に包まれた庭園のような美しさがあります。お寺の樹木葬はそうしたお寺ならではの魅力を活かしたものが多く、静けさに包まれながらゆったりと眠ることができます。
●お寺が運営しているので供養面も信頼できる
お寺の樹木葬なので本堂では毎日お経が上がっており、樹木葬墓地の前でも定期的に合同法要を行うなど、ご供養面についても安心してお任せすることができます。
●お寺が運営しているので将来まで安心して任せられる
地域社会と深いつながりを持ってきたお寺が運営する樹木葬なので、将来に至るまで心配がなくゆっくりと眠ることができます。
またお寺はお墓や納骨堂などを長年にわたって運営してきた経験もありますので、ご遺骨の管理も安心です。
●価格が比較的安価なところも多い
お寺の樹木葬は空いている敷地を有効活用したコンパクトなものが多いため、大掛かりな開発を行う霊園と比べて金額も安価なものが多いようです。
●年季法要など、供養の相談もできる
樹木葬の多くはお墓の後継者がいなくなっても墓所の管理者が代わりに管理・供養を行う“永代供養付き”ですが、お寺の樹木葬はさらに年季法要など個別のご法要についても相談することができます。またご供養についても住職に直接相談ができますので、ご供養についての不安がありません。
●交通アクセスが良いところが多い
霊園の場合、その多くが住宅地などから離れた遠方にありますが、お寺は地域の人々のくらしに根付いた場所にあることが多く、霊園に比べて交通アクセスが良いことが多いようです。
公共の交通機関で気軽に行ける場所にあることが多く、これもお寺の樹木葬の魅力のひとつです。
☑樹木葬のあるお寺の宗教・宗派を確かめましょう。
お寺の樹木葬であっても、宗教宗派を問わず利用できるところが多いのですが、改宗を利用の条件とするところもあります。
また、宗教宗派を問わない場合もご供養はそのお寺の宗旨宗派のしきたりに則って行われます。特定の宗教・宗派があり、供養もそちらでお願いしたい場合はきちんと確認しておきましょう。
☑個別安置期間は何年ですか?
樹木葬の多くが個別の墓所がある場合も一定期間経過後に遺骨は合葬(合祀)墓に移されます。個別安置期間は7年、13年、30年などお寺によって異なりますが、別途費用を支払うことで延長できる場合もあります。できるだけ長く個別安置をしてもらいたい方は個別安置期間も確認しましょう。
☑個別安置期間終了後、遺骨を移す場所はどこですか?
個別安置期間終了後、ご遺骨はお寺の合葬墓に移されます。合葬墓の場所は、個別の永代供養墓や本堂のご本尊様の下、納骨堂の中などお寺によって様々です。合葬墓の多くは骨壺から遺骨を取り出して他の方のご遺骨と一緒に納骨されますが、個別の骨壺のまま埋葬するところや、布袋に入れて埋葬することもあります。
気になる場合はあらかじめ確認しておきましょう。
☑檀家(門徒)以外の人も樹木葬墓地を利用できますか?
お寺の墓地や納骨堂は基本的に、利用の際にはそのお寺の檀家(門徒)にならなければなりませんが、樹木葬墓地はその多くが入檀・入門(檀家・門徒になること)を条件としていません。
しかし、まれに入檀や入門を条件としている樹木葬もありますので、こちらも確認しておきましょう。
☑お寺までの交通アクセスは?駐車場は完備されていますか?
樹木葬の多くが永代供養付きなのでお墓参りに頻繁に行く必要はありませんが、できるならお参りをしたいという方も多いでしょう。お寺に駐車場が完備されているのかや、最寄りの公共の交通機関なども調べておきましょう。
☑管理費やその他追加費用の支払いは必要ですか?
契約後管理費が一切かからないところ、最終埋葬者を埋葬するまでは管理費の支払いが必要なところなど、追加費用についても樹木葬の墓地によって様々です。ご遺骨を埋葬する際に納骨費用の支払いが必要な墓所もあります。
お布施については、檀家や門徒にならない場合は必要ないケースが多いのですが、個別のご法要をお願いする場合はお布施が必要となります。その場合はあらかじめお布施の金額の目安を聞いておくと安心です。
☑合同供養の内容は?
永代供養付きの樹木葬の場合、お盆や春・秋のお彼岸などに合同供養を実施しているところが多いようです。
また、お寺の場合日々読経などのおつとめが行われており、故人のご供養を安心してお任せすることができます、
合同のご供養はいつ行われているのか、家族も参加できるのか、個別の供養をお願いすることはできるのかなども気軽に問い合わせてみましょう。
☑境内の環境は。管理は行き届いていますか?
境内の清掃が行き届いているお寺は、樹木葬の管理もきちんとしている、と考えて良いでしょう。境内がいつも美しく整備され、気持ちよく過ごすことができるお寺であれば、樹木葬の管理面も安心していいと思います。
☑ご住職の人柄は?相談しやすい雰囲気ですか?
永代供養の樹木葬の場合は、住職などお寺のスタッフが樹木葬墓地の管理者となります。またお墓だけでなく法要や葬儀、終活などについても相談できることもお寺の樹木葬のメリットです。「こんなこと聞いてもいいのかな」などと迷わずに、まずは相談してみましょう。どんな質問でも優しく丁寧に答えてくれるご住職ならまず安心です。
しかし、まれに入檀や入門を条件としている樹木葬もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
☑お寺までの交通アクセスは?駐車場は完備されていますか?
樹木葬の多くが永代供養付きなのでお墓参りに頻繁に行く必要はありませんが、行けるときにはきちんとお参りをしたいという方も多いでしょう。そのお寺には駐車場は完備されていますか?また今は問題なくても、将来車の運転が難しくなる場合もありますので、もよりの公共の交通機関などについても確認しておきましょう。
☑管理費やその他追加費用はどれくらいかかりますか?
契約後管理費が一切かからないところ、最終埋葬者を埋葬するまでは管理費の支払いが必要なところなど、追加費用の有無は樹木葬の墓地によって様々です。また埋葬時に毎回納骨費用がかかる墓所もあります。
お布施については、檀家や門徒にならない場合は必要ないケースが多いのですが、個別のご法要をお願いする場合はお布施が必要となります。その場合はいくらくらいのお布施が必要なのか目安の金額を聞いておくと安心です。
☑合同供養は年何回程度行われますか?家族も参加できますか?
永代供養付きのお寺の樹木葬の場合、お盆や春・秋のお彼岸などに合同供養を実施しているところが多いようです。
また、本堂では日々読経などのおつとめが行われており、故人のご供養を安心してお任せできることもお寺ならではの魅力です。
合同のご供養はいつ行われているのか、家族も参加できるのか、個別の供養をお願いすることはできるのかなども気軽に問い合わせてみましょう。
☑境内の環境は?管理は行き届いていますか?
境内の清掃が行き届いているか否かは、樹木葬の管理状況にも直結します。境内がいつも美しく整備され、気持ちよく過ごすことができるお寺であれば、樹木葬の管理面も安心できるでしょう。
☑ご住職の人柄は?相談しやすい雰囲気ですか?
お寺の樹木葬の場合は、住職やそのご家族などが樹木葬墓地の管理者となります。またお墓だけでなく法要のことや葬儀、終活などについて相談できることもお寺の樹木葬のメリットです。「こんなこと聞いてもいいのかな」などと迷わずに、まずは相談してみましょう。どんな質問でも優しく丁寧に答えてくれるご住職ならまず安心です。
福岡や佐賀で人気の「お寺の樹木葬」ですが、メリットもあればデメリットもあります。
購入の際はその両方をきちんと理解しましょう。
【メリット】
●自然に包まれてゆっくりと眠ることができる。
樹木葬は木々や植栽などが配された“自然を生かした墓地”です。自然の陽光や風を感じる開放感あふれる環境で故人を偲ぶことができます。
●費用が比較的安価
一般的なお墓は平均で150~200万円程度と言われていますが、福岡・佐賀の樹木葬の場合20万円~80万円くらいが相場で、合葬タイプの場合は5~20万円程度のところが多いようです。
樹木葬が安い理由は大きな墓石を必要としないこと、一定期間経過後に合葬墓に移されるため永代使用料(土地代)が安価なことが挙げられ、最初の支払い後は追加費用が一切必要ない場合も少なくありません。
●ご夫婦用や一人用など埋葬する人数に合わせて選べる
親から子へ、子から孫へと継承していく先祖代々のお墓は埋葬する人数が10名以上の場合も多いのですが、樹木葬墓地の場合は一代限りのお墓ですので、埋葬人数が1~4名様程度のことがほとんど。「一人用樹木葬」「夫婦用樹木葬」「家族用樹木葬」など、核家族化が進む中、少人数でも安心して眠ることができます。
●合葬や夫婦墓など埋葬方法もさまざま
お寺の樹木葬の埋葬方法は、合葬墓にそのまま納骨するタイプ、ご夫婦やご家族で個別の納骨室に埋葬するタイプなどさまざまです。墓石を設置するタイプの樹木葬はお名前などを彫刻でき、お墓と同じように丁寧にご供養をすることができます。
●永代供養付きなのでお墓の後継者がいなくても安心
樹木葬の多くがお墓の後継者がいなくても墓所の管理者が代わりに管理・供養を行う永代供養付きですので、無縁墓になる心配はありません。また最終納骨者が埋葬された後は管理費の支払いもなくなりますので将来まで安心です。
●お寺の樹木葬だから、ご供養面も相談ができる
檀家や門徒にならない場合でも、ご供養面の相談は気軽にできるお寺がほとんどです。
年季法要や葬儀の際の読経などについても相談できるお寺があるといざというときに安心です。
【デメリット】
●自然の中にあるためお参りなどは天候に左右されます。
●すぐにまたは一定期間経過後にご遺骨が合葬墓に移されます。
●「樹木」を墓標にする里山型の樹木葬の場合、管理の継続が難しいことがあります。
●お寺の檀家や門徒になることを条件としている樹木葬もあります。
●ご供養は樹木葬を運営するお寺の宗旨宗派のしきたりにのっとって行われます。
「樹木葬」の種類は、大きく分けると下記の3種類となります。
現在は「①公園型樹木葬」や「②ガーデン型樹木葬」が主流で、樹木を墓標にする「③里山型樹木葬」を展開している霊園は少数派です。
【① 里山型樹木葬】
樹木葬=“樹木を墓標にする埋葬方法”と考えている人は意外と多いようです。里山型はまさにそのスタイルの樹木葬で、墓域として指定されている里山に遺骨を埋葬する自然派の樹木葬です。
その多くが山林地域など自然が多い場所にあり、墓石やカロートなどは設置せず自然をそのまま生かすため、環境保護の観点でも評価されている埋葬方法です。「亡くなったあとは自然に還りたい」と考える方に人気の高い樹木葬ですが、墓地の環境や樹木の管理が難しいのが難点です。また多くが市街地から離れた場所にあり、交通アクセスは不便な場合も少なくありません。
福岡・佐賀には樹木を墓標にする里山型の樹木葬墓地はほとんどありません。
【② 公園型樹木葬】
公園型の樹木葬とは、自然の里山ではなく、霊園や墓地に人工的に作られた環境の中に埋葬する樹木葬墓地のことを言います。公園のように美しく整備されており、シンボルツリーの周りに小さめの墓石を設置してその下に遺骨を埋葬するスタイルが多いようです
区画の広さも一人用から家族用まで多種多様で、里山型に比べて比較的お参りしやすい場所にあります。
区画だけでなく、設備・施設も整備されており、公園のような気持ちのいい環境のなかで眠ることができます。
福岡・佐賀の霊園に整備されている樹木葬の多くがこの「公園型」で、太宰府メモリアルパークの樹木葬墓地や新宮霊園の樹木葬などが代表例です。
【③ ガーデン型樹木葬】
ガーデン型と公園型の違いは明確ではありませんが、一般にガーデン型は公園型よりもコンパクトで、庭園のように整備された樹木葬のことを指します。寺院に整備された樹木葬の多くがこのガーデン型です。限られたスペースの中でも造成できることから近年人気を集めており、公共の交通機関でも行ける都心型の樹木葬も増えています。
ガーデン型の名の通り、樹木だけでなく季節の花を配した墓所も多く、特に女性の人気が高いようです。
ガーデン型樹木葬の多くは1人用、夫婦用、家族3~4人用など継承しない一代限りの墓所です。一般に一定期間経過後は遺骨は合葬墓に移され、合祀墓で永代供養されます。
一般的にお墓は墓地に設置されたカロート(納骨室)に骨壺ごと埋葬しますが、樹木葬の埋葬方法はどのように行うのでしょうか。
実は樹木葬の納骨方法はそれぞれの墓所によって大きく異なります。
また同じ樹木葬墓地であっても、「合葬墓タイプ」なのか「個別安置タイプ」なのかによっても異なり、個別安置の場合でも「骨壺ごと安置するタイプ」「納骨袋に遺骨を移して埋葬するタイプ」など様々です。
また、樹木葬は最初は個別の骨壺のまま安置し、一定期間経過後に合葬墓に移して永代供養をする埋葬スタイルが一般的です。
個別安置期間は埋葬予定者全員の埋葬後7年、13年、30年など墓所によって様々です。
福岡・佐賀の樹木葬の主な埋葬方法
【個別タイプ】
それぞれの樹木葬墓地に設置された個別の納骨室に骨壺ごと、または布袋などに遺骨を入れて納める方法です。それぞれのご家族用、または個人用の納骨室が用意されており、他者の遺骨と混ざることがないため安心してゆっくりと眠ることができます。
骨壺ごと安置されている場合は改葬(遺骨の引っ越し)をすることもできます。
個別タイプであってもその多くが最終埋葬者の納骨後一定期間経過すると、遺骨は合葬墓に移されます。しかし近年では金剛宝寺「天空陵」のようにずっと個別のお墓のまま供養するの樹木葬も登場しています。
【集合タイプ】
樹木葬墓地に設けられた共同の納骨室に骨壺ごと安置するタイプです。広々とした納骨室の中には棚などが設けられており、そこに骨壺ごと納めるため他人の遺骨と混ざることはありません。お参りや献花は共同の礼拝所で行うため、お墓の後継者がいない場合も誰かがお参りをしてくれることもメリットの一つです。集合タイプの多くは一定期間経過後、遺骨を合葬墓に移しますが、多くの墓所で年に数回合同供養を行いますので供養面も安心です。
【合葬タイプ】
遺骨を骨壺から取り出し、共同の納骨室に他の方のご遺骨と一緒に埋葬する方法です。
樹木葬の場合は、カロート(納骨室)が土の中に設けられている場合も多く「亡くなったあとは自然に還りたい」と考える方におすすめです。
しかし、他の方のご遺骨と混ざってしまうため、一度埋葬したら二度と取り出すことができません。他の埋葬方法より費用は安価となりますが、合葬に抵抗がある方は避けた方が良いでしょう。
樹木葬の値段は「埋葬場所」「埋葬方法」「埋葬人数」「設置する墓石の大きさ、石種」「個別安置期間」など様々な要素によって決まります。そのため価格は5~150万円とまちまちですが、一般墓よりは安価なものが多いようです。
墓石を設置する「個別埋葬」の場合は費用相場は50~150万円程度。個別安置せずすぐに合葬をする「合葬墓」の場合は5万円~20万円程度です。
一般墓と同じように大きめの墓石を使い子孫に継承することができる樹木葬もあり、その場合は150~200万円程度となります。
樹木葬の費用の内訳は以下のようになります。
■墓地使用料(永代使用料)
遺骨を埋葬する際の区画や土地の利用料金を「永代使用料」と言います。個別の土地に墓石を建てる「個別墓」の場合は一般お墓と同様に高額となり、共同の納骨室や合葬型は場所を取らないため価格は比較的安価になります。
■永代供養料
樹木葬の多くが「永代供養付き」となっており、お墓の後継者がいなくなった後も管理・供養を霊園の管理者やお寺にお任せすることができます。永代供養には墓所の清掃などの永代管理や合同供養の費用も含まれています。すでにお墓や納骨堂を持っている方が個別に永代供養を依頼すると高額の料金が必要となることもありますが、樹木葬の場合、最初に支払う費用に永代供養料も含まれている場合が多いようです
■墓石・彫刻代
墓石を設置するタイプの樹木葬は「墓石代」「彫刻代」が追加されます。墓石の種類や大きさは区画によって様々ですが、樹木葬の場合一般のお墓と違い、墓石のデザインやサイズがあらかじめ決められているところがほとんどです。墓石を設置するタイプの樹木葬ではお名前などを彫刻できるところも多く、お墓と樹木葬の魅力を兼ね備えた墓所を作ることができます。
■管理費
霊園の維持管理にかかる費用です。区画の広さや埋葬人数が増えると管理費は高くなります。また造園業者などに依頼するガーデンタイプの樹木葬も費用が高めに設定されています。樹木葬では最初に支払う費用に管理費まで含まれている場合と、最終納骨者が埋葬されるまで管理費の支払いが必要な場合があります。寺院や霊園によって異なりますので、最初に確認しておきましょう。
■納骨代・その他:
納骨にかかる費用や、オプションサービスの費用が別途必要なこともあります。
最初の支払い後に追加費用はあるのか、どのようなサービスがあるのかなどもあらかじめ確認しておきましょう。
【福岡】【佐賀】のお寺の樹木葬の魅力は「お寺が運営しているので供養面が安心」できること、そして霊園と比べて「交通アクセスが比較的良い場所にある」ことです。
その多くがお寺の境内の空きスペースを活用して作られているため、広さも比較的コンパクトな「ガーデン型樹木葬」が多いのですが、お寺の境内は閑静で植栽なども手入れも行き届いていることから、霊園とはひと味違う魅力的な樹木葬空間を実現しています。
また、お寺が運営していますので「供養面」はいわばプロフェッショナル。定期的な合同供養を行われているのはもちろん、個別の法事なども依頼できるので安心です。
お寺の樹木葬、永代供養を見学をする際は必ず事前に連絡してからご訪問ください。急に訪問しても住職が対応できない場合もありますし、時には境内に入れないこともあります。ご注意ください。
【お墓ディレクター2級、終活カウンセラー1級 河野 文】
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