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書いてみませんか?「エンディングノート」

 

2月も半ばを過ぎ、寒さの中にもほのかな春の気配を感じるようになりました。

 

清谷寺の永代供養塔「霊應塔」は樹木葬さながらに周囲に様々な植物が植えられていますが、長い寒さを耐え抜き、春を待ち焦がれるように芽を出す様はとても可愛らしいですね。

 

永代供養納骨堂「霊應塔」のご見学にもとても良い季節です。

福岡で永代供養をお探しの方は、ぜひご見学くださいね。

 

 

さて今回は終活のお話です。

 

終活という言葉をよく耳にするようになりましたが、「何から始めていいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は終活の第一歩となるエンディングノートについてお話しをします。

 

 

●エンディングノートって何?

 

エンディングノートはいわば“終活の道しるべ”となるものです。

 

内容としては「自分が突然の事態になった時に、家族が困らないようにするための記録」が中心ですが、それだけではありません。

 

自己紹介や自分史などを書くことを通して人生を振り返ることもでき、「やり残したことがないか」「これからの人生でやりたいことはないか」を考え、後悔のない生涯を送るためのきっかけ作りにもなります。

 

また、市販されているほとんどのエンディングノートには「家族へのメッセージ」を書き込むスペースが用意されており、家族への思いを伝えることもできます。

 

エンディングノートを書くのはまだ早いかな…と思われる方もいらっしゃいますが、忙しい毎日のなかで忘れてしまっていることや、後回しにしてきたことを書き出してまとめることが出来る、いわば「暮らしの覚書」の役割も果たしてくれますよ♪

 

しかしエンディングノートに法的な効力はありません。

法的効力がある形で遺志を伝えたい場合は「遺言書」として残してくださいね。

 

 

●エンディングノートにはどんなことを書くの?

 

必要事項としては

 

・自分に対する基礎情報

・財産・有価証券、不動産、年金、保険など財産のこと

・葬儀やお墓のこと

・連絡してほしい方の名前、住所、電話番号

・自分の健康状態、介護に関すること、病気になったときの告知・延命治療に対する遺志

 

などが主となります。

 

さらに自分の人生の振り返りや、ご家族や大切な人へのメッセージ、そしてこれからの人生を悔いなく過ごしていくために「これからの人生でやりたいこと、会いたい人」などをまとめておくのもいいでしょう。

 

 

●エンディングノートのメリットは?

 

・自分が亡くなった後、家族が困ることなく手続きが済ませられる。

 

・終活に必要なことが抜けることなくしっかりと押さえられる。

 

・法的効力がない分敷居が低く、気軽に始められる

 

・家族に普段は言葉にしていないメッセージを書くことが出来る。

 

・亡くなった後の家族間の誤解やトラブルなどを防ぐことが出来る。

 

・財産分配の理由を細かく伝えることができる。

 

・日々の関心ごとなどを書けるエンディングノートもあり、若いうちから始めることができる。

 

 

 

いかがでしたてじょうか?

エンディングノートと聞くと少し身構えてしまう方もいらっしゃるようですが、

意外に気軽に始められるようですね。

 

 

終活をしたいと考えている方は、エンディングノートから始めてみてはいかがでしょうか?